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Ermenegildo Zegna（エルメネジルド・ゼニア）
【オーダースーツ生地のイタリアの２大メーカー】
世界を代表するイタリアのファッションブランドメーカー
1910年に生地メーカーとして出発し原料の選択から仕上げまで、完全な生産プロセスを実施し高品質、100年に続く職人から職人への技を継続する技術と伝統が有る生地メーカーでもあります。
ゼニアのショップは80以上の国で555店舗を有し、日本国内でも阪急、伊勢丹、三越などの有名百貨店内や銀座や心斎橋等の路面店など23箇所に店舗が有ります。
スーツを中心に、ジャケット、シャツ、ベルト、バッグ、シューズ、レザー用品まで手掛けています。
世界の最高品質のオーダースーツ生地メーカーとして位置づけられたゼニアは有名ブランドの
【アルマーニ】【エルメス】【トムフォード】【キトン】【ヒューゴボス】【ラルフローレン】【ブリオーニ】にも生地を供給。
高級紳士服の約30%はゼニア社の生地で作られ、ゼニア社は世界の繊維業界を牽引しています。
またゼニアスーツは世界のエグゼクティブ層からの絶大な信頼を得ており国家元首をはじめ世界中の実業家、俳優、芸術家やスポーツ選手などハイクラスの人々も愛用者が多い事で有名です。
Loro Piana (ロロ・ピアーナ)
【オーダースーツ生地のイタリアの２大メーカー】
世界を代表するイタリアのファッションブランドメーカーです。
1924年に北イタリア・トリベロでゼニア同様生地メーカーとして出発し、ゼニア同様に原料の選択から仕上げまで完全な独自生産しております。
ヨーロッパ、北アメリカ、アジアに132店舗を有し、また近年は高級ブランドルイヴィトングループの傘下に入り更に知名度を上げてきています。
生地の大きな特徴としては、世界で一番細いと言われている繊維、希少価値の高いビキューナ(南アメリカのラクダ科の動物でビキューナ1頭から採れる繊維は2年に1回だけ120～150g)を扱いまた柔らかいカシミアをメインに取扱いしているのが最大の特徴です。
イタリアの２大生地生地ブランドと言えます、生地を例えるならゼニアがしっかりした生地で男性的で柔らかみが多いロロ:ピアーナが女性的なイメージです。
DORMEUIL（ドーメル）
【生地マーチャント(商社)としては世界最古のフランスの高級服地ブランド】
1842年に イギリスから毛織物を輸入し、フランス国内で販売する服地商として出発し、フランスのエスプリとエレガンス、イギリスの伝統と格式が同居する高級服地ブランドで、生地マーチャントとしては世界最古です。現在は世界的に評価を受け80ヵ国以上に供給されています。
毎年ドミニクドーメルは世界の飼育場を踏査し、この上なく貴重な繊維を選抜し卓越した生地を制作します。その卓越したクォリティが高く評価されるヨークシャーの水を使用し、生地の仕上がりに比類なき美点を賜与し、伝統的な手法と革新的な技術が調和することで、生地すべてに柔らかな手触りと見事なドレープ感を与えています。 生産工程は英国で、最高の織物職人や偉大な専門家たちにより、高い希少性と贅を絶えず求めることで、メゾンの歴史が紡がれます。
SCABAL（スキャバル）
【ヴィンテージ生地の王者】と呼ばれる】ベルギーのテキスタイル
1938年オットー・ハーツの手で、ベルギー・ブリュッセルに設立したスキャバルは創立当時の従業員はわずか6名だったと言われており、今では世界中に多数のスタッフを抱え『ヴィンテージ生地の王者』と呼ばれトータル高級ファッションブランドとしてヨーロッパのみならず世界中の主要都市で、不動の地位を確立しています。
1970年前半には、Super100’sのウールを使用した生地をこの世に初めて送り出しその後1980年にはSuper150’sのウールを使用した生地を生産したことでもその名を残しています。
また愛用者には海外の政界にもファンが多く、元米国大統領のクリントン氏、ジョージ・ブッシュ氏、そしてバラク・オバマ氏もスキャバルスーツを注文しているとか。
また、日本でも国民栄誉賞授賞式で長嶋茂雄氏やゴジラ松井秀喜氏も着用されていました。
VITALE BARBERIS CANONICO(ｳﾞｨﾀｰﾚ・ﾊﾞﾙﾍﾞﾘｽ・カノニコ)
イタリア北西部のビエラ地区で1936年に誕生し、原毛をオーストラリアより輸入し、糸の生産から生地に仕立てるまでを一貫して行なっている機織メーカーです。
生地の特徴は軽くて、柔らかく、発色の良さで大変コストパフォーマンスにも優れてい世界各国でも愛用されています。
日本国内ブランドではビ－ムス、ユナイテッドアローズ、TAKEO KIKUCHIも使用している生地です。
生地の種類や色柄も豊富にあり、秋冬物ならフランネル生地や、シワになりづらいく強度の強い強撚糸素材なども有ります。
DARROW DALE(ダロウデイル)
1819年に創業 イギリスの名門服地ブランドメーカー。
「ダロウデイル」
英国独特で伝統的な熟練工の手により美しい生地に作り上げます。
生地の特徴としては、英国の生地の枠を超え、大柄のチェック柄も多く品揃えし これはイタリア生地？と思えるぐらいの色や柄のバリエーションが巾広くそれでいて英国のしっかりとした織り込みで生地も仕上げています。色柄の雰囲気だけでなく、丈夫さをも求めるお客様には納得の生地です。
BIELLESI(ビエレッシ)
イタリア・ミラノ北西部に位置するビエラ地区のイタリアの大手生地織物工場(ミル)が究極の独自のコレクションとしてリリースしたブランドです。
ビエラ地区には、特に良質な生地作りには欠かせない水源に多く恵まれている為、ビエレッシ特有のオリジナルコレクションを生み出し続けることを可能にしています。
生地の特徴は伝統的な色柄から、ファッションの最先端を走るイタリアン・クラシコを引き立たす斬新な色柄のエッセンスを加えた豊富なバリエーションで、スタンダードライン、少し柔らかめの素材から真夏以外に着用できるオールシーズン素材、かなり派手目のシルク混のパーティラインなど４種類のバンチブックから構成されています。
ＲＥＤＡ(レダ)
レダは1865年創業のイタリアを代表する有名生地メーカーです。
高品質の生地を提供し続ける為に、自社で原毛の飼育選別から生地の生産工程まで一貫して管理しています。
生地の特長としては手触りも柔らかく、最先端の織機の導入で大量生産を可能ている為、高品質の割には比較的リーズナブルな価格で提供されています。世界的にも多く使用されています。